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日智商工会議所会頭就任挨拶

まず、本年2月に発生したValparaiso州での山火事により影響を受けられた皆様に、心からのお悔みとお見舞いを申し上げます。

 

2024年度の日智商工会議所会頭を務めさせて頂くことになりました、チリ三井物産の芝一高(しば かずたか)と申します。この責任ある役職に就任できることを大変光栄に思います。前任者の儀間肇氏も掲げられた以下目標を引き継ぎ、今年度も皆さまと共に力を合わせて前進して参ります。皆様のご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。

 

「ビジネス環境整備などを通じた会員の企業活動や生活環境の改善の推進」

「広報活動や安全にかかわる情報提供の推進と、情報/意見交換の推進」

「各種イベント/文化活動を通じた会員間の親睦推進」

「日智間の更なる友好関係の維持/発展に貢献する。」

 

2023年は、チリでもコロナ禍が収束し、ビジネスや生活がほぼ通常の状態に戻ったことは非常に喜ばしいことです。一方で、チリの治安の悪化、違法移民への対応や税制改革に加え、駐在員のビザ発給・更新等、様々な課題に直面しました。これらの課題に対処するためには、会議所が情報収集・分析・発信を行い、大使館・領事館・チリ当局等との協議や連携を進めることが不可欠と考えております。

 

一方で、近年の日智関係で見ますと2022年に日智修好125周年を迎え、2023年にはCPTPPを批准・発効する等、両国間の人的交流と信頼関係は益々確固たるものになってきていると実感しております。2024年は日智友好議員連盟発足40周年、南米の国がG20やAPECの議長国を務めることで多くの訪問者が見込まれ、そしてチリが参加する2025年大阪・関西万博等々、南米・チリへの関心が高まり、引いては日智間の交流も益々活気づくものと期待しております。本商工会議所としましても両国間の関係発展に努めると共に、会員の皆様には情報提供や意見交換等を通じて、出来る限り有益な場を提供し繋ぎ役として貢献して参ります。また、安全を最優先に考えながら、運動会や年末親睦会等の行事を継続し、会員間の親睦推進を図る努力を惜しまない所存です。

 

最後に、多くの会員の皆様に委員会の委員を務めて頂き、心より感謝申し上げます。透明性のある運営を心掛け、会員の皆様の課題や問題に対応して参ります。皆様からのご協力・ご意見・ご助言を心よりお待ちしております。

 

2025年3月末までの1年間、どうぞよろしくお願い申し上げます。

芝 一高

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