2012年度カマラ会頭就任にあたり
2012年3月からカマラの会頭を務めさせていただく丸紅チリの小西です。チリに来てもうすぐ2年が経とうとしています。
入社2年目の時、海外渡航の経験の無い私を心配した当時の課長が取引先の製錬会社の主任に無理やり頼んでシンガポール出張に同行させてくれました。その後は、アジア、豪州、欧州、アフリカに出張し、アメリカでも駐在員として生活しました。かくして、どんどん私の世界が広がっていき、いまは日本から地球儀では反対側の一番遠いところ、ここチリに来ています。
ここが一番遠いといっても今ではそんなに遠くないのかも知れません。通信手段が発達して実際、インターネットで日本にいる家族や友達といった相手の顔を見ながら話ができます。経済的にもチリとアジアはますます緊密なものになって行って、多くのアジアの人達がチリで生活しています。アジアで生産された物品が街路やデパートであふれています。
このような遠さを感じさせないような日常の感覚が続いていても、でもやはりここは遠いところです。大規模地震のような何か大きな非常事態が起きても、我々はすぐには日本に戻れません。日本から助っ人が飛んできてはくれません。その時、力になるのは助け支えあえるここでの社会でしょう。カマラはスポーツ大会や親睦会等のイベント行事を通じて会員の交流や親睦を高めるのに一役買っています。また、安全対策連絡網の整備や広報活動を通じての情報共有もそのような安心して生活できる社会作りに大いに役立っているでしょう。
また、カマラはその活動によってチリ社会における日本の存在を高めるのに力を発揮できるでしょう。チリでは昔からスペイン、ドイツ、イタリアといった欧州の諸国が近い存在ですし、今では中国、韓国のアジア諸国も経済的にどんどん距離を狭めてきています。我々も個々の企業の経済上の活動と共に、社会としての付き合いを深めていくことが真に日本とチリ社会の距離を縮めるのに大切と思います。
このようなカマラの活動に、私は会頭として参加させていただくことになりましたが、何より大切なのは会員皆様が(偏らず)幅広く、(周りを誘って)拡大的に、しかも(気楽に)楽しみながら、積極的に参加頂けるようにしていければと思っておりますので、なにとぞご協力お願い致します。












